最初に、会陰の場所を知らない人の為に、どこにあるか説明します。女性なら肛門とヴァギナの中間にあって、両者をつなぐ大事な部分です。昔からこの会陰部は、”蟻のと渡り”という呼称で、男女を問わず第一級の性感帯としてセックスにおいて重要視されてきました。
ところが最近ではクリトリスの方がメジャーとなって、会陰の存在が忘れられる風潮があります。しかしこの会陰は、セックスの快感度をアップするのに重要なパーツであることを覚えておきましょう。
まず、注目すべき点は、会陰部はさまざまな感覚受容器が密集した”感覚のプール”になっているということ。そのなかでもとくに”パニチ小体”の多さが目につきます。
パニチ小体の特徴は、皮膚のかなり深いところにあり、肉眼で確認できるほどの巨大な感覚受容器です。そんな巨大なものだけに、圧の刺激に対して極めて敏感に反応するのです。
このパニチ小体は、ペニスやクリトリスに多く見られることからも、性感にいかに重要かわかります。
たとえば、オートバイにのっているとき、リズミカルな振動を受けただけで激しい性感を感じてしまう女性。あるいは、膣や肛門にペニスやペニス状のものを深々とインサートされ悶絶してしまう女性。こうした女性の多くは、外部あるいは内部からの圧迫によって、会陰部にあるパニチ小体を刺激され、その感覚を性的快感として受け止めているのです。
実際、正常位でのインサートの場合、ピストン運動をすれば、自然に陰のうが女性の会陰にあたる仕組みになっています。
セックス中の女性は、膣前庭た小陰唇、さらにはクリトリスへの刺激を受けていることもさることながら、同時に絵陰への刺激を受けることによって、セックスの時オーガズムの高みへと昇っていくわけです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)