高齢化社会が到来した今、シルバー世代のセックスライフに関心が集まっています。
高齢になると、肉体の性的機能そのものが停止すると考えている人も多いようですが、勃起不全によって性行為の終焉を迎える男性に対して、女性は衰退こそすれ機能は死ぬまで停止する事はありません。
10代から20代にかけて急激に性能力が高まる男性は、40代を境に急速に精力が低下します。壮年期にかけ、勃起力の衰弱や射精後の回復力の鈍化は、自覚できるほど顕著になります。
一方の女性の性的ピークは30代のなかば。その後、閉経(生理が上がること)までコンスタントな性能力を維持します。
閉経後は、卵巣に女性ホルモンの分泌が少なくなるため、膣壁が薄くなり、膣内はカサカサした状態になりますが、性能力自体は持続します。閉経した女性でも頻繁にセックスを行っていれば、性機能はそれほど衰える事はありません。
俗に「(生理が)あがった女性の女性器にはカビが生える」などとひどい言われ方もしますが、これは閉経の有無ではなくセックスの頻度によるものです。
閉経前の女性でも、長期間セックスをしていなければ卵巣が刺激されず、女性ホルモンの活動が行われないために、膣の自浄作用が低下するとともに雑菌はたまります。現実にカビが生えることだってないとは言えません。
女性の性機能は、年齢ではなくて、セックスの回数、セックスの内容に比例する訳です。
当然、愛液の分泌量も老化によって少なくなってきても、完全に濡れなくなる事はありません。あるリポートによれば、70歳の女性でも、かつての性体験などを想像することによって濡れるというデータもあります。女性の性欲は生ある限り終わることはありません。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)