自分はセックスに強いのか弱いのか。またどれくらいセックスしていれば彼女に満足してもらえるか、男に生まれたからには非常に気になる要素です。
しかし、セックスの平均回数と言うのは人種、環境、習慣、年齢、体力、その他諸条件によって変化します。そのためか単純に割り出すことは難しく、学者達にも各人各説があります。
そこで、ここではインディアナ州立大学の動物学者アルフレッド・キンゼイが発表した、「キンゼイ・レポート」という世界の3大報告の1つに数えられるものを参考にしてみましょう。
キンゼイは1万6000人のセックス回数を実勢調査して、世代別にセックスの回数を割り出すことに成功しています。その結果、
16~20歳で週3,92回 21~25歳で週3,34回 26~30歳で週2,89回 31~35歳で週2,45回 36~40歳で週2,05回 41~45歳で週1,74回 46~50歳で週1,80回 51~55歳で週1,33回
が平均値であったと報告されています。
しかし、これはあくまで平均値です。個人個人の差が激しすぎることもあって、平均値が大多数とも言い切れない部分があります。最高では21歳~25歳で29回、31歳~35歳で20回、41歳~45歳で14回という報告もあります。
また他の調査では肉体労働者グループと頭脳労働者グループにおける調査も発表されています。
一般的な見方として、体力的に勝っていると思われる肉体労働者グループが、当然のようにセックスも強いと思われがちなのですが、実際のところ肉体労働者は20代で月13,1回、30代で8,1回、40代で5,4回、50代で4,0回であり、これに対し頭脳労働者の20代は17,8回、30代で12.4回、40代で9,2回、50代で5,7回と、頭脳労働者のほうがセックスに強いという興味深い報告も出されています。
このようにセックス回数というのは様々なファクターが絡み合っていることもあって、単純に数字で出すことは難しいといおう状況にあります。あくまでも参考程度に覚えておくといいのではないでしょうか。
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