セックスにはさまざまな体位があります。俗に四十八手といわれますが、足の上げ下げなどを加えるとそのバリエーションは100種にも及ぶといわれています。しかし、この体位を大きく分けてしまえば、男女が向かい合うか、女性の背後にまわるかの2種類になって、これに寝る、座る、立つの姿勢を組み合わせて基本の形は10種類程度になります。
この10類のなかで男性、女性はそれぞれどの体位を好むのかアンケートを取ってみると。
男性 女性
1位 後背位 35% 正常位 37%
2位 騎乗位 23% 後背位 24%
3位 正常位 19% 騎乗位 15%
4位 座位 8% 座位 6%
5位 測位 7% 測位 6%
という結果になりました。
女性には正常位がかなりの人気を集めていますが、これは相手の顔を間近にみながらセックスできる安心感が主な理由です。
それに対し、男性は後背位がトップで、女性をおかしているという征服欲の充実からくる快感が理由です。実はここには、男性のオスとしての本能が根付いているといわれています。
狩猟民族時代は様々な外的の襲来に備えて、いつでも動けるような体制をとっておく必要がありました。それに適応する体位として、後方にさへ気を配っていれば安全な後背位はベストだったのです。実際、野生動物のほとんどはこの後背位で交尾をおこなっています。
つまり、この後背位の高支持率は、男の本能によって維持されているということになるわけです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)