女性には、男性の勃起にあたる顕著な興奮サインはありません。では、セックス中男性がいかにして女の興奮を知るかといえば、膣液の分泌に他なりません。
セックス中、多くの男性は膣液が湧き出し女性器が濡れるのを、挿入のゴーサインとしているのです。
しかし、挿入前の愛撫で膣液をだすのは難しいことではないのですが、女性器が濡れるメカニズムは意外と複雑です。というのも、膣内には膣液が3種類も流出しているのです。
ひとつは、雑菌の侵入と繁殖を防ぐために常に分泌されているグリコーゲンで、興奮とは全く関係のない液体です。約1ccしか分泌されないために、指で触ってもわかりにくいはずです。
2つめが、膣入り口付近のバルトリン腺という膣分泌腺から出る膣液です。
昔は、この膣液がいわゆる愛液だと医学上考えられていましたが、滑らかで粘り気の無いこの液体は、愛液とは異なるものである事が最近になって判明しました。
愛液といわれる膣液は、ムコイドという糖タンパクを含有します、独特の粘り気を持った3つめの膣液であったのです。
この液体は、女性器への刺激で膣内の温度が上昇して、膣壁の静脈の血管が充血すると、自然に膣壁全体から発汗するように滲み出てきます。
いわば、膣の汗なのです。膣内の温度が高くなるにつれて、汗の量も多くなります。
その粘り気が潤滑油となり、ペニスのインサートをサポートするわけです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)