男性が女性に対し、より深いエクスタシーに導いてあげるには、ペニスのインサートを心から切望するような状態に作り上げてあげなければなりません。
すなわち、前戯によって、心理的かつ生理的に十分に興奮させてあげてはじめてインサートすべきだと思います。
では逆に、インサートしてから前戯まがいのボディタッチをした場合、どのような効果がでるのでしょうか?
セックス中の女性の脳波を計測すると、先にも触れたように、エクスタシー期の前の興奮状態では、アルファ波が表れ、エクスタシー期にはシータ波は表れます。
その間に、男性からの愛撫を受けることによって、脳からアルファ波とベータ波が交互に出されているような状態があります。これを平坦期と呼びます。
この状態に入った女性は、外界に対する感覚が、視覚、聴覚ともに鈍ってしまい、ただ皮膚感覚のみが鋭敏になるという特徴があります。これは、興奮状態に達した脳の機能が切り替わり、高級な感覚である視覚、聴覚が押しのけられて、原始的な皮膚感覚が表面に出てくるからです。
すなわち、セックス中の感覚は、視覚、聴覚よりもこの皮膚感覚が上位に立っているというわけで、この段階では女性は耳もとで甘い言葉をささやかれるよりも乳房などを愛撫してあげたほうが、より強い性感を覚えます。
ということは、インサート中のボディタッチはより効果的といえるのです。
インサートしたら首筋、乳首へのキスにはじまり、彼女の身体全体への愛撫を間断なく続けるようにします。興奮状態にある彼女の皮膚感覚は普段よりずっと鋭敏になっているため、エクスタシーに昇りつめさせるうえで、必要不可欠なセックステクニックであると頭に入れておきましょう。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)