今さらいうまでもなくフェラチオがセックスにもたらす影響は大きく、ほとんどの男性がこれによって性的興奮を高めます。
またフェラチオは、クンニリングスも含めて、セックスの性戯の中で最も一般的かつ動物的な行為でもあります。つまり、すべてのほ乳類がセックスの前戯にこれを行うのです。
進化の陰にフェラチオあり、とでもいいましょうか。古代より現代に至るまで、フェラチオには長い歴史があるのです。
とりわけ古代インドにおいてこの性戯は非常に盛んに行われていました。貴婦人、高等遊女、オダリスク(後宮の女官)たちの愛技として、とくに親しまれてたといいます。
この時代、紳士淑女が身につけるべき教養の教科書として使用していたのが「カーマ・ストーラ」です。紀元前6世紀に設立したこの性愛経典には、フェラチオの技法が細かく8つに分けて解説されています。
①ミニタッカム
片手でペニスを持ち、口唇で加えて振る。
②パールシュバンド・ダシュータム
亀頭を手で包み、側面にキスする。
③バーヒフ・サンダムシャ
口唇を閉じてペニスの先端に押し付ける。
④アンタフ・サンダムシャ
ペニスを口中に含みながら、唇で締め付ける。
⑤チュムビタカー
ペニスを手に持ち、唇でキスするように吸い上げる。
⑥パリムリシュタカー
ペニスにキスし、舌先でねぶったり、たたいたりする。
⑦アームラ・チュシーターカー
ペニスを半分ほど口中に含み、吸引する。
⑧サムガーラ
ペニスを口中に全部入れて吸引する。
これだけの技法を古代インドの女性達がこぞって習得していたとなれば、いかに当時の男性達が深い快楽をフェラチオによって得ていたか、押して知るべしといったとことです。
このインド2600年の性愛術、恋人にもぜひ体験してもらいたいものです。あなたの恋人がもっとすごい技をもっているというのなら話は別ですが。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)