アダルトビデオの失神場面が蔓延してしまったのか、女性がセックスでエクスタシーを感じると、誰でも失神するものだと信じている男性が存在します。
もっと極端な男性だと、セックスで失神しない女性はエクスタシーに達していないと思っているそうです。
そもそもセックスでの失神とは、自律神経の異常興奮によって、過剰反応をストップさせるための安全スイッチがおりることです。これは、当人が危険な状態から逃れるため、つまり、自己保存のために起こるものです。
だから、セックスで失神したからといって必ずしもエクスタシーに達したとは限らないのです。ときにはインサート前に失神してしまうなんてケースもあるのです。
また、失神する女性のなかには、ヒステリー体質が多いことが実験で証明されています。そいいった女性の失神は、エクスタシーと歴然とちがう速いシータ波がでるのです。
こうしたシータ波は、脳の真ん中からではなく、前頭葉、つまりおでこから出ます。前頭葉から強いシータ波出るということは、オナニー時に出るものに過ぎず、通常のセックスの際に出るものとは大きく違います。要するに、視床下部からつきあげてくる真のエクスタシーのかわりに、前頭葉の快楽で代償させているわけです。
もっともヒステリー気質の女性は、おおむね感情表現が豊かなので、セックス時に、毎回失神するような大たちまわりをやってのけることもあるでしょう。
そんな姿を見せつけられれば、男性としては自分はすごいセックスのテクニシャンだと勘違いしてしまいがちですが、実際は全然違うということです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)