一般に割礼とは、陰茎の包皮を丸く環状に切り取る風習のことで、諸種族の間で古くから行われてきました。ユダヤ教では生後八日目の男児に対して宗教的儀礼として行われてきたし、他の宗教の国でも同じようなことが実際にあります。宗教的戒律に加えて衛生的な意味もあるからということです。
男だけに限らずに、女性も八歳から十一歳くらいまでにクリトリスや小陰唇を切断するといいます、現在では考えられないことも実際に行われてきました。エジプトなどでは紀元前から行われていた大事な儀式で、全身を捧げる代わりとして身体の一部を犠牲にしたということのようです。
またアフリカのある地域では、女性の性器が異常に発達していて、セックスの刺激にあまりにも敏感だったから、他の男性とセックスしないように女性の割礼を行うようになりました。
クリトリスや小陰唇を切り取れば、性感が鈍くなっても性欲も減退すると考えられていたようで、かわいそうに男性の身勝手でチョキチョキと切断されてしまっていたということになります。
小陰唇はその根元からばっさりと切り落とされ、傷口は冷水で冷やしてミルクで洗うだけでした。
クリトリスの場合も同様で、クリトリスに糸を通して引っ張って切り取ったらしいのです。
いずれにしても何とも痛ましい限りですが、男性の割礼にくらべてはるかに激痛らしく失神者も多かったといわれています。
ところが女性の性感帯はクリトリスと小陰唇だけではないので、よりヴァギナで快感を得ることになりました。そのために巨大なペニスを求めるようになったという皮肉な話もあったらしいです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)