「セックステクニックなら絶対に負けない!」というAV男優の話によれば、耳こそが全身の中で最も感度の高い性感帯だそうです。
そのAV男優がする耳への愛撫を簡単に紹介すると、「耳たぶは、まず舌で包み込み唇ではさむ。さらに噛む、指でつまむ、時には強く押す、耳の穴は、口を細めてそっと息を吹きかける。舌でまわりを這わせてから、穴の中に舌先を挿入します。唾で濡らした小指を軽くねじるようにして入れる・・・」等々。
いかにもAVで見る愛撫法といった感じですが、整理して聞いてみればそれなりに科学的根拠のある愛撫法といえます。
従来、西洋かぶれの論陣をはるセックスカウンセラーの間では、耳たぶには神経組織や感覚受容器の数が少なく、したがって性感も弱いという常識がまかり通ってきました。むしろ、耳もとでささやく声に心理効果があるというのです。それが確かに一理ありますが、それだけではないのです。
耳にある知覚神経は延髄に伸びています。そこの部分には、なんと第10脳神経核、わかりやすくいえば迷走神経の核が存在しているのです。
迷走神経とは、もと中枢神経のひとつであるにもかかわらず、あたかも末端神経のように全身に走っている自律神経のことです。女性の股間にもこの迷走神経が走り、性感と密接に関連しています。
つまり、耳に対する性的刺激は、迷走神経と切っても切り離せない関係にあるというわけです。
しかも、内耳の視聴覚た平衡感覚を通して、大脳とも直接つながっていることから”ささやき言葉”や”息を吹きかける”ことによって、sの刺激は中脳の中にある快感中枢と呼ばれる部分に直接伝わるのです。
耳とは、いわば性器と大脳の主張所、AV男優のセックステクニックが有効な科学的理由もここにあって、耳だけで女性をイカせることも可能なのです。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)