深いエクスタシーを得るには、愛撫によって興奮を高めながら、同時にリラックスすることも大事です。
つまりリラックスすることによって緊張の脳波、ベータ波が去った状態になって、それではじめて、アルファ波が断続的に出てくる興奮状態なれるというわけです。
性感帯だのGスポットなどは、それからの問題です。彼女の緊張をといてリラックスさせるには、ムードのある会話をしてみたり、雰囲気を演出してみたり、軽くアルコールの飲んだりと、さまざまな努力が払われているようですが、意外と無過ごされているのが室内の色調です。
昔から色が人間に強い心理的な影響を与えることはよく知られています。たとえば寒色系統の色は不安や緊張を、暖色系統の色は安心感をというように、その効果は色によってさまざまです。
そのなかでも、とくに女性をリラックスさせる効果があると思われるのは、オレンジ色などの暖かみのある色です。
この種の色は、女性を心理的に安心させて、リラックスさせる効果があるので、セックスにいたるまでのムード作りをするには最適の色調です。
そのほかの赤や黒、白などの原色では印象が強すぎて緊張を強いられますし、青などの寒色系の色では、その冷たさに影響されて女性に緊張感を与える結果となってしまいます。
多くのホテルが蛍光灯の直接照明を避けているのもこの理由からです。蛍光灯の明かりの下では人体の色は死体のような色調にみえるので、どうしても心理的に寒々とした状態になって、無意識のうちに緊張して、リラックスできないのです、できるなら、寝室は白熱灯がいいですね。
女性をセックスの虜にさせてしまうテクニックは、一度習得すれば人生に大きな変化を与えるでしょう。運転免許より実用的かもしれませんね(笑)